アルファロメオ ジュリエッタ 車検整備

アルファロメオ ジュリエッタ 車検整備

2019年2月28日 0 投稿者: 迦楼羅

岐阜市のY様のアルファロメオ ジュリエッタの入庫

車検整備のご依頼を頂きました。

中古で購入後初めての車検と言うことです。

距離的に28000kmという走行なので大きな問題点もないでしょうと思っておりましたが。

機関・ブレーキ等は何の問題もなくOKでしたが、メーターをよく見ると外気温が-4℃を示している

あら~ジュリエッタお決まりの外気温センサの不良ですね

まぁ基本的に車検には問題ないので、とりあえずはこのまま状態で車検を受けます。

オーナー様からのリクエストのエンジンオイル交換等を行い無事に車検は終了。

オイル漏れ等もなくとてもコンディションの良い車両です。

さて問題の外気温センサーの件です。

こちらは部品がドアミラーごとしか出てきません。

当然ながらドアミラーごと交換すればとてつもない金額になるため、ほとんどのオーナーの方が放置状態となる。

これは外気温センサーがドアミラーに取り付けられておりセンサーのみで部品を出しても良さそうなのだが、フィアットオートジャパンは部品供給をしないのだ。

運転席のドアのヒンジ部分に配線のカプラーがあり、個々の配線カプラーを抜き接点復活材等を塗布して再度取付すると復活するものもある。

だが今回の車両はやってみたがダメだった。

オーナー様に車両をお返しする際にお伝えすると、オーナー様は気づいていたようで、どうやら中古で購入して納車された時からおかしかったとのこと。

えぇ~センサー壊れたまま納車する業者がいるとは恐るべし。

この外気温センサーがおかしいとどうなるのか。

ただ外気温を検出するだけでしょう?と思っている方もいるだろうが、外気温の高低をCPUにフィードバックし噴射時期や噴射量を調整等も行っているので出来れば治したほうが良いのだ。

ちょこちょこ乗りが多い人だとプラグがかぶり気味になり、本当に寒い時期だとエンジンが始動できないときもあるので要注意です。