アルファGT タイミングベルト&ヘッドガスケット交換
2017年3月20日兵庫県西宮市のM様のアルファGTの入庫
陸送にて入庫してきました。冷却水がすぐになくなり、白煙が酷いということで自走不可です。
エンジンはかかりますが、確かに白煙が酷い
オイルの臭いはしないのでオーナー様の話を総合するとヘッドガスケット抜けてるでしょうね。
オイルの吸入口から中をのぞいてみると、明らかにオイルと水が混ざった色をしています
オイルレベルゲージを抜いてみると水が混入しているせいかゲージの上の方までオイルが来ています。
さっそく作業にとりかかります。
まずは手慣れた手順でタイベル等を取り外していきます。
SSTでカムをホールドして、タイベル・ウォーターポンプなどはずしシリンダーヘッドが取り外し易い状態に。
エンジンオイルも下からドレンを外しすべて抜き取ります。
もちろんEXも取り外しA/Cコンプレッサーもです。
すべて外してシリンダーヘッド単体になったところでヘッドボルトを緩めていきます。
しかしよくこの状態でしばらく乗っていたなと思うくらいにオイルと水が混ざっていますよ。
ヘッドが外れるとこんな感じです。
ガスケットがボロボロになっています
ここまでガスケットがボロボロになっているのは初めて見ました。
亀裂や腐食があるのが1箇所だけではなさそう1番2番辺りが特に酷い
ヘッドの面を綺麗にし、新しいガスケットを取付シリンダーヘッドを組み付けていきます
シンリンダーヘッドを組み付けしたらあとは簡単タイベル・ウォーターポンプ等を取付
最後にオイルパンを外し、中に溜まった混ざったオイルをすべて抜き、新しいオイルフィルターを取付してエンジンオイルを入
れます。
全て作業完了後エンジン始動。
しばらくアイドリング状態で放置しておき、再度エンジンオイル・オイルフィルターを交換
新しいエンジンオイルとフィルターを取付これで作業は完了です。