アルファ147 タイベル交換&セレ修理
2017年10月22日大垣市のK様のアルファロメオ147の入庫
ギヤがNのままになりエンジン不動とのことでご連絡をいただきました。
電話にて色々お伺いしていると今までセレの調子が悪かったがそのまま乗り続けていたそうです。
とりあえずレッカー搬送してもらい車両を確認することになりました。
搬送されてきた147はとても綺麗な車両でした
大切に乗っているのでしょうね。
早速セレの調子を見てみると、やはりオイルがかなり減っている。
セレのタンク内にほとんどオイルが入っていません
雨降りなので地面にオイル滲み、おそらくはセレオイル漏れてますね。
オーナー様と色々お話しし今回ある程度の整備を行ってほしいとのことでした
お聞きすると走行84000kmですがまだ一度もタイベル交換をしたことがないそうで(+o+)
いつもは普通の街工場に車検点検等を出していたということで、何も言われなかったそうです
怖いですね~ もしタイベル切れていたらとんでもないことになっている所です
まずはタイミングベルト交換から始めましょう
タペットカバーを取り外すと、プラグホールにオイルがたんまりと溜まっている
タペットカバーパッキンも経年劣化でカチカチに硬化してしまっているので交換ですね。
ウォーターポンプも交換です
対策品の金属製のウォーターポンプになります
新しいタイベルとバランスベルトを取付タイベル関係は作業完了
続いてセレの修理、まずはアキュムレーターの交換
長年頑張ってきたアキュムレーターから新しいアキュムレーターに交換です
これで少しは元気になるのでは。
続いてアクチュエーターのオーバーホール。
分解してオイル漏れの原因を修理します
すべて組み付け新しいセレオイルを補充し、テスターにてキャリブレーションです。
試運転し異常がないか確認。
試運転後再度テスターにてフォルトコードを拾っていないか確認し問題がなければ作業完了です。