フィアット500 タイミングベルト交換&クラッチ交換
2019年4月13日一宮市のK様のフィアット500の入庫
デュアロジックが調子が悪く、Nレンジから切り替わらなくなったということで入庫してきました。
走行キロが130000kmオーバーという事ですからそれ相応に傷んできている部分があるのでしょう。
ちなみに今までは普通に街工場さんで修理等を行っていたそうです。
過去にクラッチを交換した形跡はなく、オーナーさん自身も交換をしたことが無いと言っていたので、とりあえずクラッチは交換で作業を進めていきます。
フィアット500のクラッチ交換も慣れたもので、あっという間にミッションを降ろすことができます
降ろしたミッションはクラッチディスクがすり減ってカスで真っ黒です。
取り外したクラッチディスクは130000kmオーバーの車両の割にはまだ綺麗な方でした。
ひょっとしたら現オーナーさんになる前に1度交換しているのかもしれないですね。
ともかく新しいクラッチ等を取付しミッションを元に戻してきます。
作業中にオーナー様からご連絡をいただき、ついでにタイミングベルトも確認をしてほしいとのご依頼。
確かに距離的に3回目?くらいの交換時期には来ていますね。
タイミングカバーを取り外し、タイミングベルトを確認すると・・・・
思わず「うわっ!」と声が出てしまいました。
これはヤバい
かなり深いひび割れです
危険度がかなり高い状態ですね
知らずに試運転等していたらいつ切れてもおかしくない
さっそくこちらも交換
パーツは常に在庫でストックしてありますのですぐに作業できます。
全ての作業が完了してようやくキャリブレーション等ができます
クラッチ調整や、その他の調整を行い試運転
気持良くシフトチェンジしてくれます。
エンジンもタイミングベルトを交換したので安心して踏み込めますね。
試運転後、もう一度テスターにて診断し、異常がないことを確認して作業完了です