ルノー カングー タイミングベルト交換&ウォーターポンプ交換
2019年9月11日各務原市のY様のルノー カングーの入庫
依頼内容はタイミングベルト交換とウォーターポンプ交換
オーナー様のパーツ持込みです
ルノーのタイミングベルト交換をするのにSSTがないとできません
正確には無くてもできますが、非常に面倒であり危険です
走行が160000km近くなってきている車両なので、おそらくは3回目のタイミングベルト交換?なのでは?と思います
この車両の整備は当社では初めての整備入庫になります。
では早速タイミングベルト交換始めていきましょう
まずはタイミングベルトカバー等を外し、カムの位置を固定させるSSTをセットします
これによりカムは完全にホールドされるので動きません。
タイミングベルトカバーを外した状態でタイミングベルトを確認
日々割れが酷いです
ピシピシになっています。
わかりますか?
もういつ切れてもおかしくないような状態です
タイミングベルトを取り外した状態
もちろんクランクも動かないようにSSTでホールドしています
ウォーターポンプ取り外し
コッテリとシールパッキンが塗布されており、それらも綺麗に除去しなくてはいけません。
綺麗にしておかないと異物等が残っていると水漏れの危険性もあります。
ウォーターポンプから水漏れなどしたら、また同じ作業を行わなくてはいけませんので、しっかりと整備していきます。
新しいウォーターポンプを取付したら、お次はタイミングベルトの取付
カムもクランクもしっかりとSSTでホールドされているので、難しくはありません。
むしろタイミングベルトカバー等を元に戻すことの方が隙間が少なくて大変です。
全ての作業を完了させ新しい冷却水を補充し、エンジン始動です
しばらくはアイドリングで放置
冷却水のエア抜きを行います
その後軽く試運転
最後の最後にテスターで診断をかけ、異常がないことを確認して作業は完了です