シトロエン DS3 車検整備&ウォーターポンプ交換
2019年11月20日各務原市のM様のシトロエン DS3の入庫
車検整備&水漏れの修理です。
購入してまだ半年くらいだそうですが、やたらと冷却水が減るという事でご相談を受けました。
おそらくはシトロエン・プジョーお得意のウォーターポンプからの漏れ?ではないかということで車検の時期も来ていたので、そのまま車検を受けるという事での入庫となりました
まずは基本的な車検整備の方から済ませていきます。
納車後半年くらいなのでそれほどやることはないかな?ッと思っていましたが、オーナー様からのリクエストはエンジンオイル・フィルター交換などちょこちょことあります。
それらを早々に作業して、いよいよ本題の水漏れのチェックです
シトロエン・プジョーで多いのはウォーターポンプからの水漏れ
これは新車時の装着されているウォーターポンプがなぜかプラスチック製
よって経年劣化等で当然水漏れしてくるのです。
またエンジンの熱をモロに受けるので余計にプラスチックの劣化は早くなります。
サブタンクに圧力テスターを付け圧をかけてみると・・・・
ほら、わかりますか?
ウォーターポンプの下側から冷却水が滲み出てきていますよね?
しかし原因はここだけはなかった
サブタンクにも小さなクラックがありそこからも薄らと冷却水が漏れてきています
オーナー様に連絡し、状況を報告
ウォーターポンプの交換と、ついでにサーモスタットも交換
サブタンクも交換します。
左が元のウォーターポンプで、右が新しいウォーターポンプ
アフターパーツで金属製を出すなら最初から金属製にすればいいのだ
この辺りが理解に苦しむところですね。
パーツ交換後しばらくアイドリングさせ、冷却水のエア抜きをおこないます
その後試運転し水漏れ等がないことを確認
無事に車検も終わりこれでまた2年間安心して乗っていただくことができるのではないでしょうか。