BMWミニ ブレーキパッド交換
2020年3月7日大垣市のS様のBMWミニの入庫です
ブレーキパッド交換の依頼を受けました。
今現在クランツのGIGA’Sシリーズを装着しているとのことですが、ブレーキを踏むたびに異音が激しく、Dに持っていても改善されないので他社のブレーキパッドに交換をしたいということでした。
入庫してピット内に車両を入れようとすると確かにブレーキを踏むたびにガチンガチンと金属音がします。
オーナー様がご自身でブレーキのシムプレート(鳴止め防止シート)を確認すると、どうやら防止シートがないようです。
元々のクランツ商品についていないのか、前回作業をしたDが付け忘れたのか?
(おそらくは元々無いものと思う)それはわかりかねますが、確実に異音がしています。
しかもかなり不快な金属音です。
ちなみに防止シートがないことはおかしなことではありません。
BOSCHの製品ももちろんついてません。
車種やグレードによりメーカーさんも設定がいろいろなので、そこは整備するメカニックの経験値と商品知識が必要になってきます。
今回はオーナー様のパーツ持込み
使用するのは定番のDIXCEL
低ダスト使用のMタイプです。
DIXCELの持ち込み率は高く、パーツを持ち込んでくる多くのオーナー様はDIXCELですね。
ネット上で安く売買できるのと元の金額設定が安いので購入しやすいのが理由でしょうね。
交換するのはフロントのみです。
DIXCELのブレーキパッドには見てもらえばわかりますが、黒い鳴き防止シートが標準でついています。
これがあるのと無いのとでは大違いで、無いとどうしてもキャリパーの金属部と、ブレーキパッドの座金が当たりますから金属の干渉する音が出てしまいます。
交換後試運転を行いブレーキの異音がないことを確認
おそろしく静かになりました。
というよりもこれが本来の状況なのでしょう。
異音もなくなりこれで快適にドライブすることもできるのではないでしょうか。