アルファロメオ アルファGT セレ不調
2020年9月4日名古屋市のS様のアルファロメオ アルファGTの入庫です
走行中に信号待ちなどでNになったり、始動してもギヤが入らないことが多々あるということで入庫してきました。
初期型のアルファGT
もう16年前のクルマになりますね。
さてセレのトラブルシューティングをしていきます
まずはテスターでフォルトコードを確認
当然ながらギヤ抜けしているので何かしらのフォルトは拾っています。
走行が89000kmなのでまだクラッチ自体は大丈夫なものと思われます。
原因は定番のこれです
セレのアクチュエーターのオイル漏れ
オーナー様は購入後セレの修理はしたことがないというので、おそらくは新車時のままの状態のアクチュエーターになっていますね。
セレのアクチュエーターを取り外して内部のパーツを交換していきます
できればアキュムレーターも交換したいところですが今回は見送りとなりました。
アクチュエーターの修理完了後、車両に取付
テスターでキャリブレーションを行い試運転をします
特に問題なく走行できていますが、しばらくちょこちょこ乗りで試運転を繰り返し症状が出ないかをチェックすることにします。
2~3日試運転しましたが症状が再発することはなく、快適に乗ることができているので一先ずはオーナー様にお返して乗っていただくこととなりました。