アルファロメオ 159 ブレーキパッド交換
2020年12月4日岐阜市のK様のアルファロメオ159の入庫
ブレーキの異音がするので見てほしいということでご来店いただきました。
異音ってどんな音がするのですか?とお訊ねすると
「キィーッ」って音がするという。
要するにブレーキの鳴きですね。
輸入車なのである程度のブレーキ鳴きはつきもので仕方ない感もあるが限度というものがありますからね。
ブレーキのパッドをチェックしておきましょう。
タイヤを外してブレーキパッドをチェックします。
ホイールをつけたままでもチェックすることはできるのですが、ブレーキパッドはブレーキローターを挟み込むようになっているので、外側のパッドは目視でチェックできますが、内側のパッドはホイールを外さないとチェックできません。
しかも内側と外側が均等には減りません。
通常のブレーキだと内側の方が早く減ります。
理由は今回は省略します。
フロントのブレーキパッドがかなりすり減っています。
危険な状態ですね。
外側がこれだけ減っているので、内側はもっと危険な状態になっているでしょう。
ブレーキパッドを交換します。
交換後のブレーキパッド。
新品だとこれだけの残量があります。
比べるとわかりますね。
当然すり減っていればローターとの摩擦抵抗が大きくなり、ブレーキの金属部分に伝わる熱量やトルクが増え嫌な異音を出すことになります。
ブレーキは命に係わる大事な部分です。
定期的な点検を受けて安全な状態でクルマを乗るようにしましょうね。