アルファロメオ159 スモールランプ点灯したまま
2021年4月19日名古屋市のH様のアルファロメオ159の入庫
イグニッションONと同時に常にスモールランプ点灯したままになってしまうということでご来店いただきました。
通常はライトスイッチをスモールにしないとライトは点灯しませんよね。
それが常時ライトが点灯したままになっているという事です。
確認すると確かにずっとスモールランプ点灯したままですね。
まぁ気にしなければ別に大したことではないのでしょうが、ずっとテールランプも点灯したままの状態なので気にはどうしてもなってしまう。
メーターパネルも常にライト点灯時になっているので気分はよくない
原因はコンビネーションスイッチの不良です
コンビネーションスイッチとはウィンカーや、ワイパーなどのレバーが一体になっているものですね。
そのコンビネーションスイッチの内部基盤の不良か、スイッチ自体が接点が悪くなっているか。
新品をまともに交換するとかなり高額になるので159は正直中古パーツもかなり安くなってきていますから今回は.中古パーツで修理することになりました。
では早速作業開始です
まずは運転席のエアバックを取り外します
取り外し方はいたって簡単なのですが、うまくロックが外れないことが多いので個人的にはかなり嫌いな作業です( ;∀;)
今回も案の定苦戦しました。
エアバックが外れてしまえばあとは簡単
ステアリングを取り外し、エアバックコイルも取り外していきます。
あっ!もちろん作業前にバッテリー端子は外してしばらく放置してからエアバック取外してます。
そしてこれが問題のコンビネーションスイッチ
見ての通り結構な構造物なので新品で交換すれば目玉が飛び出るような金額です。
コンビネーションスイッチ交換後、取り外したパーツを元に戻していきます。
元に戻すのは取り外す時よりももっと簡単
だってエアバックを外す工程がないのであっという間に作業完了です。
そしてイグニッションON
無事にライトOFF時にスモールが点灯していないことを確認
スモールONでちゃんと点灯、ロービーム点灯、ハイビーム切り替え、ウィンカー作動等の動作をチェック
問題がない事を確認して作業は終了です