アルファロメオ 159フューエルポンプ交換
2022年1月17日三重県のO様のアルファロメオ159の入庫です
ガソリンスタンドで燃料を満タンにしたらガソリン臭がするという事でご来店いただきました。
室内にはまだ臭いはしていないという事
アルファロメオでガソリン臭の場合は高い確率でフューエルポンプからの漏れです。
入庫後確かに室外では少しガソリン臭はします
室内にはまだそれほどの臭いはないですね。
おそらくはまだ軽い漏れで、放置しておくとそのうちに室内にもガソリン臭が立ち込めるようになるはずです。
まずはリアシートの座面を取り外してフューエルポンプをチェックできるようにします。
この座面のクリップは取り外すと100%の確率で割れます。
フューエルポンプ交換時の必須交換パーツです。
座面を取り外してフューエルポンプの蓋を取り外すと、あぁ~漏れてますね。
結構な感じで漏れてますがこれでもまだマシな方です。
酷い場合はガソリンがポンプの上に並々に溜まってますから。
まだこの溝に少し溜まる程度
酷いものはこの溝いっぱいガソリンが溢れ、燃料タンクの窪みがガソリンでタプタプになります。
アルファロメオのフューエルポンプのトラブルは定番なのでパーツは常にストックしています。
早速交換しちゃいます。
右が取り外したフューエルポンプ、左が新品になります。
交換完了。
159とブレラのフューエルポンプのロックはSSTを使用してがっちりロックします。
SSTがなくても何とかなるのですが、かなり手間がかかるのと、無理に作業するとロックする際に新品のフューエルポンプの破損につながる場合がるので要注意。
交換後エンジンを始動して燃料が漏れてこないかを確認
漏れがない事を確認してリアシートを元に戻し作業は完了です。