アルファロメオ　１４７GTA　タイミングベルト交換

関市のK様のアルファロメオ１４７GTAの入庫です
タイミングベルト交換＆ウォーターポンプ交換ですね

中古で購入されたそうで、走行が50000ｋｍ近くなってきたのでそろそろタイミングベルト交換＆ウォーターポンプ交換をして欲しいというご依頼です

見た感じはコンディションの良さそうな車両ですね。
パーツはオーナー様の持ち込みです

では早速作業を行っていきましょう
いや～～　V6エンジン面倒だな～
作業数が多いので大変です

まずはタイミングベルトカバーを取り外して現状のタイミングベルトの状態を確認
どうやら以前にどこかのお店でタイベル交換を一度行っているような感じですね
合いマークがしっかりと付けられている
SSTを使用せずにタイミングベルト交換を行ったんですね。

タイミングベルトの状態はまぁ普通、良くもなければ悪くもない
交換履歴がはっきりしないので交換して欲しいというオーナー様のご依頼も頷けるタイミングベルトの状態です。

気になるのはアイドラーのボルトの頭が少し舐めていること。
ボルトすんなり緩んでくれればいいのですが。

ウォーターポンプからかなり激しく冷却水漏れ確認
漏れてますね～
これだけ漏れてると１週間に１回は冷却水補充しないとダメでしょうね。

ウォーターポンプを取り外しました
コッテリとシールパッキンが塗布されてます
これはっ綺麗に除去するの大変そうですよ。

タイミングベルトのアイドラーのボルトもやはり舐めてました
緩むこともなく、ボルトの除去作業も余分に追加です

あり得ないトルクで締め付けられているので緩みません
専門店でないところで作業するとこういった２次災害が発生します

車種によりココは！っていう抑え所がありますからね
闇雲に作業されるとあとで作業するこちらが大変。

通常のタイミングベルト交換よりも２倍くらいの時間がかかりました
ようやく作業完了です

手間だったのはやはり舐めているボルトの除去
アイドラーが２個あるのですが、その２本とも舐めてました
舐めるほどの力で締め付けた証拠ですね
なので緩むわけがない、元々舐めてるんだから((+_+))

ブツブツ言いながら作業を行い何とか完了して安心しました。