アルファロメオ ブレラ ドライブシャフトブーツ交換
2022年5月20日名古屋市のF様のアルファロメオ ブレラの入庫です
ブレーキパッド交換のご依頼をいただいていたのですが、いざブレーキパッドを交換しようと思ったらビックリ。
ドライブシャフトブーツがパックリと破れているのを発見。
これは放置できないのでオーナー様に相談し、ドライブシャフトブーツも交換することにしました
ドライブシャフトブーツが破れていると何がダメなの?
もともとブーツの中にはベアリングがあり、その中には一緒にグリスも入れらていています。
ブーツが破れていると当然ながら破れた箇所からグリスが飛び出してしまいます。
グリスが潤滑剤としての役割と、耐熱としての役割もあります
なのでグリスが減るとドライブシャフトの潤滑が悪くなり、熱を持ちます。
熱を持てばベアリングが損傷したり、擦り減ったりして破損・異音の原因になります
最悪はドライブシャフトが抜けたりなどというトラブルにもなります。
こんな感じでパックリと割れてしまってますね
この割れた隙間からグリスが遠心力で飛び出していきます
そして雨の日などは水が入り込み余計に危険ですね。
ドライブシャフトブーツを交換。
あとは元に戻していくだけです
159やブレラなどはこの右側のドライブシャフトが振れたりして走行中の異音や振動につながっているトラブルも多いです。
リアのブレーキパッドもこんな状態
リアなのでそれほど制動力はかからないものの残り溝が3mmくらいだとかなり危険です
クルマの基本、走る・止まるは常に正常でなければなりません
是非梅雨時を前に点検をしてみてください
これから気温がドンドン高くなるのでクルマには厳しい季節です
安心ドライブの為には点検です