フィアット500 タイミングベルト交換&ブレーキパッド交換
2022年7月9日名古屋市のH様のフィアット500の入庫です
タイミングベルト交換とF.ブレーキパッド交換のご依頼をいただきました。
あっ もちろんウォーターポンプも同時交換です。
中古車でご購入されたそうですが、タイミングベルトが未交換だったという事と、ブレーキがキーキーと鳴くという事でご相談を受けました。
ブレーキは目視で確認すると、ほぼほぼパッドがなくなりかけていますね
これは危ないです。
という事でお預かりしてブレーキパッド交換とタイミングベルト交換を行っていきます。
まずはエンジンを冷やすためにブレーキパッド交換から作業していきましょう。
パッドの残量はこれくらい
見難いですね(。´・ω・)
新品と比べるとこれだけ差があります。
この残量だと地金がでるまですぐです。あっという間にブレーキローター削り始めますね。
ブレーキパッドを交換している間に多少はエンジンも冷えてきた?ので続いてタイミングベルト交換の作業に移ります。
エンジンマウントを外して、タイミングベルトカバーを取り除くとタイミングベルトが顔を出します。
思っていたよりもタイミングベルトの状態は悪くはなさそう。
ほらね。こんな感じでヒビ割れ等は見受けられない
だが履歴がわからない車両は怖いです
タイミングベルトが大丈夫そうでも、テンショナーやアイドラ―、ウォーターポンプといったベアリングを持っているパーツが限界を迎えベアリング大破、タイミングベルト脱落という事も多々あります。
疑わしくは交換するのが一番安全策。
タイミングベルトが切れてしまってからでは遅いですからね。
タイミングベルト交換というのはそれらのパーツの交換も含めてのタイミングベルト交換になるので、ただ単純にタイミングベルトが切れそうだから交換するという事ではないんですよ
みなさん勘違いせずにちゃんと交換しましょうね。
はい!交換完了
すみません途中経過の写真を撮り忘れました・・・・
新しいウォーターポンプ&タイミングベルト
もちろんテンショナーもアイドラーも新品に交換してありますよ。
あとはタイミングベルトカバーを取付し、エンジンマウントを取付て冷却水を補充です。
冷却水を補充したらエンジン始動
しばらくアイドリングで放置して冷却水のエア抜きを行います
エア抜き完了後、試運転を行い違和感がない事と、ブレーキパッドの慣らしを行います。
戻ってテスターで異常コードを拾っていないをチェックして問題がない事を確認して作業は完了です。