アルファロメオ アルファGT エンジン不動 オルタネーター&タイミングベルト交換
2024年9月18日一宮市のH様のアルファロメオ アルファGTの入庫です
走行中に突然エンジンストール
再始動できなくなりレッカー搬送されてきました
車両は確認するとバッテリーがダメになっている
スターターが作動しませんね
ジャンプスタートさせてみるとエンジン始動できますね
がしかし、すぐにエンジンストール
これはオルタネーター充電してないですね

新品のバッテリーを載せてエンジン始動させてみるとエンジン普通にかかり、ストールしません。
バッテリーが新しいので充電量があるので大丈夫なんですね
メーターパネル内にはバッテリーのチャージランプがやはり点灯してますね
おそらくは止まってしまう少し前からチャージランプ点灯してたはずですが、オーナー様が見落としていたのでしょう
オーナー様に連絡して、オルタネーターとバッテリー交換をすることになります

古いオルタネーターと新品
ちなみに新品は純正を使用せず、社外品です
オルタネーター交換をしてエンジン始動
チャージランプ点灯せずエンジンもストールしませんね
OKですね
作業完了報告をオーナー様にしたら、ついでなのでタイミングベルト交換もしてほしいという事になった。

走行は54000km台
前回交換から年数が経っているからというのがオーナー様のお話でした
タイミングベルトカバーを取り外しタイミングベルト確認
あぁ~~確かにこれは交換したほうが良い状態だ

タイミングベルトはビシビシにヒビ割れしてます
ある意味今回オルタネーターパンクしてよかったのかもしれませんね
そのまま乗り続けていたらタイミングベルト切れていたかもしれません

SSTをセットしてタイミングベルト&ウォーターポンプを取り外していきます
この時気になったのがカムの山が2番だけ減っていること

オイル管理が悪いのか、これではしっかりとバルブを押せないはずなのだが。
一応見てしまったのでオーナー様に報告
交換するか?どうしますか?
かなり高額になりますよね
ということで今回は保留になってしまった
良いのか?でもオーナー様がやらないというのだから仕方ない

新しいタイミングベルト・ウォーターポンプを取り付け
もちろんバランスベルト・ドライブベルト等も交換していますよ
後は組み付けて冷却水を補充
エンジン始動で放置しておきます
冷却水のエア抜きが完了したら試運転をします
オルタネーターも交換しているので、いつもより少し長い時間試運転をして問題がないことを確認して作業完了です

