
アルファロメオ GTV タイミングベルト交換&ウォーターポンプ交換
2025年2月8日長野県のF様のアルファロメオ GTVの入庫です
タイミングベルト&ウォーターポンプ交換の依頼をいただきました
わざわざ陸送で送っていただいての作業になります
新車から乗って今現在は36000km台
かなりの良質車。とても大事に乗っておられるようで今回が初めてのタイミングベルt交換だそうです
最近では旧車ブームで916系のアルファロメオを乗るオーナー様が結構増えてきました
デザインやエンジン音などこの時代のクルマはホントに良い感じです
しかし問題は手に入らないパーツが多々あることですかね
V6エンジンなどは特にパーツ入手が困難なものが多いです
でもタイミングベルトやブレーキパッドなのどの消耗品は変わらずパーツは簡単に手に入るので安心です
では今回もタイミングベルト交換おこなっていきます
V6は取り外すパーツが多いのと、手間が多いのが大変
タイミングベルトカバーを取り外してタイミングベルトの状態を確認
20年近く経っているのですが思ったより劣化は進んでしません
普段使いをしていないせいなのでしょうか
ただキリキリを異音は出ていますね
おそらくはアイドラーかテンショナーのベアリングの異音でしょうね
両バンクのカムカバーを取り外し、SSTをセットします
ここまで作業するのも結構な手間なんですよね
SSTをセットしたらタイミングベルトを取り外します
ウォーターポンプも取り外しました
シール材などをきれいに除去し、ウォーターポンプが取り付けられる部分の面を目の細かい砥石であるく磨いておきます
何せV6エンジンなので交換後にウォーターポンプから水漏れしてたら最悪ですからね
こうした下処理がどんな仕事でも大事なんです
新しいウォーターポンプを取り付けし、新しいタイミングベルトを取り付け
カムカバーパッキンなども新品に交換して組み付けしていきます
20年間交換していないのでゴム類は硬化しておりカチカチです
全て組み付けして冷却水を補充
そしてエンジンを始動します。毎回ですがV6エンジンはこの瞬間が緊張です
エンジンを始動させて冷却水のエア抜きを行います
V6エンジンのサウンドはホントに良い音です
冷却水のエア抜き完了後試運転を行います
異音やエンジンの調子を確認して問題がないことを確認して作業は完了です