
アルファロメオ ジュリエッタ tタイミングベルト&ウォーターポンプ交換
2025年9月21日岐阜市のB様のアルファロメオ ジュリエッタの入庫です
中古車で他社さんにて購入されたようで、タイミングベルトの交換履歴が不明だったので購入時に交換をしておいてほしいと頼んだら、「当社ではできないので購入後にお客様自身でどこかで依頼したほうが安くなりますよ」っと言われたそうです。
まあそうなんだろうけど
整備できないなら販売するなよっといつも思う
とりあえずは履歴が不明という事なので交換しなくてはいけないのか、しなくてもよいのかを確認しないと話は進みません。
タイミングベルトカバーを少しずらして目視で確認をしてみると、あぁ~~交換したほうがよさそうな感じですね
走行は78000km台なので確かに2回目の交換時期にはなってきているでしょうから。
ということでそのままお預かりしてタイミングベルト交換作業をおこなっていきます
まずはテスターにて今現在フォルトを拾っていないかを確認します
こういった整備をしない、輸入車専門店さんで購入していない車両は、ほぼ何も整備をされていないケースが多いのと、フォルトを拾っていても確認されていないので、最初にチェックをしておかないと危険です
タイミングベルト交換後に変なフォルトが残っていると当社で作業ミスしたように思われるのも心外なので。
チェエクを終えたらリフトに入れてエンジンマウント等を取り外し、タイミングベルトカバーも取り外し。
見てもらったようにヒビ割れは出始めています
距離から考えて妥当なタイミングベルトの状態ですね
SST等をセットしてタイミングベルトを取り外します
もちろんウォーターポンプも交換です
新しいウォーターポンプ、タイミングベルトを取り付けして冷却水を補充
エンジン始動でしばらく放置して冷却水のエア抜きを行います
エア抜き完了後、再度テスターにてフォルトチェックです
作業前に確認しておいたので他にフォルトを拾っていないかを確認します
問題なしなので試運転を行い、違和感や異音がないかなどを走行チェック
戻ってもう一度テスターにてチェックをして変化がないことを確認して作業終了です
これで安心して運転することができると思います