アルファロメオ156 タイミングベルト交換&ウォーターポンプ交換
2018年10月11日大垣市のO様のアルファロメオ156の入庫です 他のオーナー様からのご紹介でご来店いただきました。 エンジンオイルが漏れるということでご相談をいただきました。 見るとタペットカバーパッキンから滲んでいますね。 V6では多い事例、パッキンが古くなると硬化してしまいパッキンとしての役割をしてくれなくなります。 そして問題は走行89800kmでまだ2回目のタイミングベルト交換を行っていないということでした。 エンジン音も奇妙な異音を含んでおり、気持ちよくない感じ。 オイル漏れを留めるためにタペットカバーパッキンを換えるしかないのですが、タペットカバーパッキンを換えるなら一緒にタイミングベルト交換をした方が得ですよということで諸々交換することになりました。
さっそく作業していくのですが、予想していた以上にオイル漏れの時間が長かったのでしょうか。 いたる部分がオイルの汚れでベトベトです。 スパークプラグも交換した記憶がないとのことだったので、こちらも交換。 古いプラグは劣化してしまい3本くらいが端子がすり減っており、これでは綺麗な火花は飛びません
SSTを使ってカムを固定し、古いタイミングベルトを取り外す準備をしていきます。 後期型の156なので初期型の車両に比べればかなり作業はしやすい。 それでもちょっとしたコツというか、経験がものを言います。
ウォーターポンプも取り外し新品に交換。 ここまで来ればあとは簡単。 新しいタイミングベルトを取付し、テンショナーを規定に合わせて張りベルト交換は進みます。 しかしV6はやることが多すぎです。 非常に面倒で大変、作業していると没頭してしまい写真などを撮るのを忘れてしまします。 結果この後の作業は写真を撮り忘れております 全てパーツを組み付けし、エンジンオイルやLLCを新しくしてエンジン始動 何度やってもこの瞬間は緊張します。 もしミスしていたらどうしようなどマイナス思考が働きますね。 無事にエンジン始動。 冷却水のエア抜きをおこない、しばらくアイドリングさせ異音等が無いか確認 最後にテスターにて診断しフォルトコードを拾っていないかを確認後、試運転し問題が無ければ作業完了です