VWクロスポロ 車検整備&ウォーターポンプ交換
2019年3月4日滋賀県のT様のVWクロスポロの入庫です
車検整備とウォーターポンプからの水漏れ、DSGオイル交換などになります。
ネットにて当社を見つけていただきご予約をいただきました。
車両はかなり大切に乗っていただいている車両のようで、ちゃんと整備がされています。オーナー様自身がおクルマに詳しく輸入車に対する知識も豊富なので、整備する側としても理解度があるので助かります。
車検自体は常日頃の整備が行き届いているので、ほぼ車検通らない箇所はありません。
ブレーキオイル交換などを行い通常の車検整備完了です。
問題はウォーターポンプからの水漏れ。
以前からリザーブタンクの水量が減っていくので冷却水を足しながら乗っていたそうですが、足しても足しても減っていくのでオーナー様自身が自分で確認をしたら、ウォーターポンプの下側のほうから漏れている形成があることを発見されたようです
確かに下から確認するとウォーターポンプの下側から冷却水が漏れており、テスターにて圧力をかけるとジワリジワリと滲んできます。
走行が66000kmなので無くは無い話ですが、タイミングがチェーン式のエンジンなのでこれだけ早くにウォーターポンプがダメになるは勘弁してほしい所ですよね。
幸いにしてウォーターポンプ自体はそれほど高額ではないので新品に交換します。
取り外して見ると、パッキンもかなり経っており、ちょっと不安なコンディションでした。
ポンプのベアリングは手で回してみても異音等はなくスムーズだったのですが、中のシール材がダメになったのでしょう。
新しいウォーターポンプを取付し、最後にドライブベルトを元に戻します。
冷却水を補充し、エア抜きを行い作業は終了。
続いてDSGオイル交換です。
この年式のポロは湿式ではなく乾式なのでDSGオイルの使用量も多くはありません。
2L位なものです。
専用のSSTを使い新しいDSGオイルを入れていきます。
ちなみにDSGオイルのフィルターは乾式なので付いていません。
最終でテスターにて調整し、試運転を行い違和感や不具合が無いことを確認
無事に車検もOKです。
これでしばらくは安心して乗れることだとおもいます