アルファロメオ156 V6 2.5
2019年12月11日群馬県のF様のアルファロメオ156の入庫
走行中にバッテリーチャージランプが点灯しエンジンストール
バッテリーを新品に交換をしても症状が変わらないと電話にてご相談を受けました
いやいやバッテリー新品に換えもダメでしょ
オルタネーター不良に間違いありません
しかも群馬
地元の整備工場様にお願いされた方が良いと思いますよと提案させていただいただが、頑なに入庫させてほしいと言われレッカー搬送されてきました。
ちなみにオルターネーターの充電量を計測すると何故か良好の結果が出てきた
しかし状況的にオルタネーターの充電不足しか考えられない。
オーナー様もそお思っているようで、中古のオルタネーターに交換して欲しいという事になった
簡単に言いますがV6 2.5のオルタネーター交換はメッチャ面倒なんですよ
オルタ―ネータ―を取り出すスペースが基本的にない
よっていつもメンバーを脱着してしまう
これでスペース確保オルタ―ネータ―を中古の物に交換
再度組み直し試運転
これで解決するだろうと思いきや、状況変わらず???????
何故に??????
誤審だったのだろうか
いやでもそんなはずはない。
この状況で考えられるのはオルタネーターしかない
そこで最初についていたオルタ―ネータ―を持って電装屋さんにて単体の充電量チェック
結果は数値的には少し弱いがということだった
再度中古のオルターネーターの充電量をチェック
弱く感じる
エンジン始動時でバッテリー電圧が12V後半くらいしかない
そこで再度オーナー様と相談し、少し高額にはなるがリビルトで交換することに
結果、リビルトに交換後は何の問題もなし
やはり原因はオルターネーターでした
今回は交換した中古のオルタネーターも偶然にも不良品であったということだ。
最近は中古パーツの流通が多いので中古を選択するオーナー様も多いのだが、中古も物次第で、運が悪いとこういったことになってしまう事もあるという事でした。