フィアット500 走行不能 アクセルポジションセンサー交換
2021年4月25日岐阜市のA様のフィアット500の入庫
走行中に突然警告音がしてメーターパネルに異常警告灯が点灯
走行不能になったという。
エンジンを再始動しても数秒は大丈夫だが、すぐに走行できなくなるという。
ミッション異常警告灯とABS等の警告灯が点灯しているという
ともかく走行できないのでレッカーで搬入となった
入庫後確認してみると確かに警告灯は点灯している。
デュアロジックがダメになったか?と思いチェックするとデュアロジックシステムは問題がなさそう。
ちゃんとポンプは作動しているし、シフトも変速してくれる。
ややもするとほんの少しはバックも前進もできる。
となるとブレーキ系か、スロットル系が怪しい。
テスターで診断をしてみるとやはりアクセルポジションセンサーのフォルトを拾っている。
一度消去して再度エンジン始動してみるがやはりフォルトは拾うようだ。
完全にアクセルポジションセンサーダメっぽいですね。
アクセルポジションセンサーとはその名の通りアクセルの踏み代を計測するもの。
今どきのクルマはすべて電気信号で作動しています。
昔みたいにアクセルワイヤーなどありません。
よってセンサーがダメになれば規定値の信号が来ないので各部のパーツが正常に作動できないのです。
フィアットはこれがちょいちょいダメになります
定番修理ですね
アクセルペダルごっそりの交換
パーツ代は意外にも安いです
交換後は何事もなく普通に走行できます
しばらく試運転し、異常コードを拾わないかをチェック
問題ないようなので作業完了です。
オーナー様的にはかなり安く済んだので安心されていました
デュアロジックのトラブルだと金額張りますもんね