アルファ147 タイミングベルト交換
2017年2月26日大阪市よりお越しのO様のアルファ147の入庫です
パーツ持込みによるタイミングベルト&ウォーターポンプ交換です。
少しづつ数を減らしつつある初期型の147
まだまだ乗れるクルマなんですがセレ等のトラブルで手放す方が多くなってきていますね。
今回はオーナー様曰く初めてのタイベル交換だそうです
走行は75000km前後よく今まで無交換で乗ってみえました
パーツは持込みで、数日前にご自身でオイル交換しその際にタペットカバーパッキンも自分で交換されたそうです。
さっそくバラシにかかります。
エンジンカバーを取り外そうとしたらネジが緩々です。締まっていません。
おそらくオーナー様がご自身でタペットカバーパッキンを交換された際にトルク不足なのでしょう。
しかも1本ネジが歪に入っています。
エンジンカバーを取り外して、タイベルカバー等を取り外し、タペットカバーを外そうとするとこちらもネジが締まっていません。
全てのネジが緩んでします。
そしてダイレクトイグニッションの1番が破損してます。
よくこの状態で大阪からお越しになったと感心してしまいます
カバーを外してビックリ!
タイミングベルトがいつ切れてもおかしくない状態。
あらためてよく大垣まで無事にたどり着きましたね。
ベルトがビシビシにひび割れています。
続いてウォーターポンプを外してまたビックリ
冷却水が茶色になっています。
通常はアルファロメオは赤色の冷却水を使っているのですが今まで無交換なのか、中で腐食しているのか
LLCの色は茶色になっていますよ
全てを交換し綺麗になりました。
作業工程をオーナー様に説明し今後はマメに点検整備したほうがいいことを説明
帰宅後はまずダイレクトイグニッションを交換することを提案し作業は完了です