ルノー カングー オイル漏れ&タイミングベルト交換
2022年1月24日海津市のY様のルノー カングーの入庫です
オイル漏れが酷いので見てほしいという事でご連絡をいただきました
初めてのご来店ですね
今まではDにて整備をされていたそうですが整備に関して不安になることがあったそうでネットで当社を見つけられてのご来店です。
まずお車を拝見してオイルですが尋常ではないオイルの漏れです
そしてオーナー様からタイミングベルトも交換をして欲しいとのこと。
????はて???? 走行は10万キロを超えているので、まだ交換してないのですか?とお聞きすると。
まだ交換してもらっていないとのこと。
以前にDにて交換を進められたが、その時に交換せずにいたらその後交換を進められなくなったという。
これに関してはDの対応は仕方ないですね
一度アナウンスしているので、オーナー様の方で明確な返答をされなかったという事だと中々次は交換を進めにくくなりますからね。
では早速リフトにいれて作業をしていきましょう。
まずはオイル漏れの原因を調べます。
ほら結構な感じでオイル漏れしてるでしょ?
カングーで多いのはサーモスタットからの漏れ
そしてオイルプレッシャースイッチからの漏れなどがあります。
今回は定番のサーモスタットからの漏れっぽいですね。
タイミングベルトも交換するのでエアクリなどを取り外し目視しやすいようにしました
やはりサーモスタットから漏れてますね。
かなり漏れてます。
オイル漏れの原因も確定したのでタイミングベルト交換から始めましょう
エンジンマウントとタイミングベルトカバーを取り外しました。
タイミングベルトが目視できますが、かなりヒビ割れてますね
これはヤバい。
ほらもういつ切れてもおかしくない。
いや~怖いですね
同じタイミングでタイミングベルトが切れたカングーが入庫しているので、同じカングーなので非常に恐怖を感じますね。
よくぞ無事に整備にたどり着きましたよ。
SSTをセットしてタイミングベルトを取り外します
タイミングベルトもウォーターポンプも取り外しました
かなり交換時期が遅いのでボルト等が少し固着しているというか、硬い。
新しいタイミングベルトとウォーターポンプを取付
あとは取り外したパーツ等を組み付けしていきSSTを取り外します。
そして今回の入庫のメインであるオイル漏れの修理 サーモスタット交換を行います。
サーモスタット取り外しました
サーモスタットのパッキンがもう完全に硬化してしまい、パッキンとしての役割を果たしていません。
張力が無くなっているので若干の隙間ができ、そこからオイルがダダ洩れになる。
こんなカングー多いんですよ。
新しいサーモスタットを取付し、その後エンジンオイルの交換、そして最後に冷却水の補充を行います。
そしてエンジン始動
オイルの漏れがない事を確認してしばらくアイドリングで放置で冷却水のエア抜きをします。
エア抜き完了後試運転を行い問題がないこと確認して作業は完了です。