フィアット500 ダッシュボード亀裂修理
2022年10月24日岐阜市のA様のフィアット500の入庫です
お決まりのダッシュボードの亀裂の修理ですね
ほとんどのフィアットがなっているのではないでしょうか
ダッシュボードの助手席側のエアバック部分の亀裂。
酷い車両だと完全にパックリと口を開けてしまっているものも少なくはない
タオルと置いてごまかしたり、ダッシュボードカバーでごまかしたりと皆さん苦労してますよね。
夏の間の高温多湿で室内が50度以上にもなる日本
当然放置しておけばプラスチックも高温で柔らかくなり、エアバックの部分は元々が亀裂がはいっており、開きやすいように作られているので、高温で柔らかくなったプラスチックは変形し、反りが出てしまう。
その反りに引っ張らっれてエアバック部分が切れてしまうんですよね。
こんな風になっているフィアット山のようにいますよね
ダッシュボードを新品に換えればきれいになるのですが、かなりの高額になります。
初期型のフィアットだともう10年も前の車になるのでそこまでのコストはかけたくないというのがオーナー様の心情。
そこでリペアをしちゃいましょうという事です。
リペアであればコストが安くて済む
まずはダッシュボードを取り外します
ダッシュボードを取り外さずにも作業は出来るといえば出来るのですが、のちのちの耐久度が変わってきます
何せ、本来はエアバックが作動したときに開く部分なので、緊急時にはちゃんとパックリと割れて開かないといけないので、微妙な部分なのです
室内はほら、バラバラです
ここまでしないと取り外せません
作業はかなり気を使います
プラスチックパーツが破損しないように取り外したり、シートに傷がつかないようにシートカバーを被せたり、当たり前のことですがエアバックが誤爆しないようだとかね。
大変なんですよね。
リペア後はこんな感じでほぼわかりませんね
近寄ってじっくり見ればリペアしてあるのかな?って感じで形跡が微かにありますが、パックリと亀裂が入っているよりはマシですよね。
でもリペアしたらといって同じように炎天下で放置すればすぐにまた亀裂が入ります
だって元々はエアバックが開く部分なんだもん
駐車時は普段からサンシェードや、タオルを置くなどして保護しておくことをおススメします