アルファロメオ ブレラ 車検整備&ブレーキパッド・ローター交換
2023年3月2日江南市のS様のアルファロメオ ブレラの入庫です
車検整備とブレーキパッド交換、ブレーキローター交換などオーナー様からのご依頼多数です。
まずはオーナー様がご自身で交換されたLEDライト類がすべてダメ
キャンセラーが内蔵されていないのでウィンカーはハイフラになるし、ブレーキも球切れランプ点灯で異常コードを拾ってしまうのでダメ
なのでランプ類はすべてノーマルのバルブに交換です。
まだまだダメな部分あります
純正のフォグランプなのですが、サスのスプリングをダウンスプリングに交換して車高を落としているので、地上からの最低地上高が下がり フォグランプの位置が地上から25㎝以下になってしまうので、フォグランプを取り外すか、サスペンションを元に戻すかしないとダメ。
そしてバックカメラ
made in チャイナのルームミラー一体のもの。
取付しているオーナー様多いですよね
これバックに入れるとカメラの部分も白く光るんですよ。
これがバックライトとみなされて車検通りません。
配線を抜いて光らなくするだけではダメで、カメラごと取り外さないとNGなんです
という事でDIYで作業して取付などしていただくのは結構なのですが、車検時に余分な工賃とパーツ代が発生し、最悪は車検が通らないなんてこともあり得ますので、何事も車検対応品でちゃんとした品質のモノを使ってください。
我々整備工場に文句を言われても、国の検査員がダメというものはダメで絶対に車検通りません
判断・決定をしているのは国の公務検査員ですから。
それらのダメな部分を整備して元に戻したら次はオーナー様のご依頼のブレーキ周りの整備を行います
フロントのブレーキパッドは減りが進み交換時期でもあるので、どうせ交換するならばということでオーナー様がチョイスされたのはDIXCEL
オーナー様の持ち込みです
DIXCELは当社も直販店なので普通に当社で購入された方が安いのですが、ご存じない方も多く持ち込んでくる方も多いですね
持込の作業もしますが、当然ながら持込料が発生してしまうので、結果高くつくことになります。
こういったところも整備工場さんと話をして決めていった方が得だと思うのですが。
そしてオーナー様の依頼の1つ
キャリパーのペイント
ノーマルのキャリパーが経年劣化と汚れでこんな感じになっているので、キャリパーペイントで綺麗にして欲しいという事です。
これは足元のアクセントになりよい感じなると思いますね。
作業するとこうなります
ブレーキパッド、ブレーキローター新品に交換
キャリパーペイントでブラックに
かなり綺麗になりましたね
リア側も同じように交換そしてペイント
これで車検整備すべて完了
検査も無事に通過してまた2年乗れることになります。
オーナー様はもう余分なDIYはしないと嘆いておられました
年々車検は厳しきなってきていますし、クルマの構造も複雑になって、コンピューター制御の部分も多くなってきているので、本当に知識のない安易な作業はやめておいた方が良いと思います。