アルファ156 車検整備&タイベル交換&セレ修理
2017年3月6日岐阜市のY様の156の入庫です
今回はお知り合いの方からのご紹介で当社にお声をかけていただきました。
車検整備とその他諸々
その他諸々が結構な整備です。
タイベル交換&セレ修理&電気廻り等あり、まずはタイベル交換から始めます。
いつものようにタイミングベルト交換のためにタイミングカバーや、タペットカバーを外していくと
凄いことが判明します。
見てみてください、このカムの色。恐ろしいくらいに汚い。
JTSエンジンなのでオイルの劣化は早いですから多少TSよりは汚れはありますが、ここまで汚い車両は初めて見ました。
恐る恐るオイルのレベルゲージを確認してみると・・・
オイルがありません。
エンジンオイルの漏れ等はなさそうなので減ってしまったのでしょう。
これではさすがにエンジンの調子も悪くなるはずですよ。
オーナー様に早速連絡し、状況を説明エンジンオイルの交換とフィルターの交換等も行うことになります。
にしても凄く汚い・・作業する手もあっという間に真っ黒ですよ。
タイミングベルト交換の後はセレの修理。
ギヤの入りが時々悪い時があるということで、とくにRに入らないく一度1速に入れてからRに入れているとのこと。
走行が12万キロです。いままでセレの修理をしたことがないということでした。
ある意味奇跡の車両かも。
オーナー様におそらくクラッチが摩耗している可能性をお伝えし、今後の車両の使用年数も考慮
今回の車検と一緒に作業を行う資金が厳しい旨をお聞きし、今回はアキュムレーターの交換とオーバーホールだけにとどめ
ます。
車検整備も進めていきますがポジションランプが片方点灯しません。
ただの球切れ?かな?と思いポジション球を外し新しいポジション球に交換するも点灯しません。
むむむむ・・・???
調べてみると後付けでLEDのテープランプが取り付けられており、その配線をポジションから拾っています。
その結線が無理に取り付けてあるので端子がガタガタになってしまっているのです。
よってショートしてしまい球切れになっているようです。
単体で部品が出ない場所なので応急処置で点灯するようにし、最後にWAKO’SのRECSを施工して作業は無事に終了
オーナー様にお返しする際にエンジンオイル交換の必要性と重要性を説明し、今後は必ず定期的にオイル交換することをお
ススメしておきました。