シトロエン C5 エンジンマウント交換

名古屋市のN様のシトロエン C5ツアラーエクスクルーシブの入庫
発進時、加速時に異音がする、そしてリアブレーキのパッドが減っておりブレーキからジャージャーと異音が出るというということでご来店いただきました。

確かにトルクをかけるとググググッーと異音がします。
通常走行時には音はありません
エンジンに負荷をかけるとゴム音のような音が聞こえるのです。

ブレーキ音に関しては単純にパッドがありません
ローターとパッドの金属部分が接触しておりとても危険な状態です。

まずは走行に支障を伴うリアのブレーキパッド&ローターを交換します。

走行が14万kmを越えているのでローター研磨という方法もあるのですが、研磨するとローターが薄くなりすぎてしまいブレーキの鳴きや、最悪の場合はローターが割れてしまったりということが起こる可能性があるので今回はローターも新品に交換します。

ついでにエンジンオイル・オイルフィルターも交換。
エンジンオイルは2Lくらいしか入っていなく、こちらも危険な状態でした。

安全に走行できる状態になって異音の確認&原因探究のため試運転してみます。
試運転後リフトに再度入れて各部確認してみるとエンジンマウントに損傷を発見。
マウント自体がゴムの部分が亀裂が入っておりグスグスの状態
マウントを保持するロッドも損傷
ミッションマウントも同じく損傷していますね。

リアのエンジンマウントもダメです。
しかも以前にどこかで作業をしているのでしょう。
ボルトが締め付けられておりませんした。

この車両はV6エンジンなのでトルクもあり、重量もあります
よって始動時にはエンジンのトルクがマウントにかける力は大きいです
そのマウントがすべてダメになっているのですから、トルクをかけるとエンジンが動き異音が発生するのは当然のことですね。

写真のように完全に分断されておりマウントとしての意味が果たされていないです。

早速オーナー様に状況を報告し、料金の説明を行い作業をするかしないのかを確認すると作業をしてほしいとのこと。
全てのマウントを交換するのでそこそこ金額がかさみますので確認は絶対です。

新しいパーツが届き作業開始
リアのマウント以外は難なく交換しましたが、ボルトが締められていなかったリアのマウントはプレスで圧入しなくてはいけません。
ちょっと面倒な作業になりますが、こちらも何とか作業完了

試運転すると驚くほど静かになりました
やはりマウントが原因でしたね。

試運転中気が付いたのは、やたらと燃料が減る
V6なので燃費が悪いのは仕方ないのですが、それにしても減るのが早い
気になりテスター等でいろいろ調べていくと、燃料パーツの1つが機能していないことを発見
オーナー様に説明しこちらも交換

かなりの整備になりましたが、これで車両の整備は完了です。
このあとは鈑金整備に移行です。

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