
アルファロメオ159 エンジンチェックランプ点灯 タイミングチェーン交換
2020年7月7日名古屋市のH様のアルファロメオ159の入庫
以前より症状が出ていたエンジンチェックランプの点灯
159では定番のお困り項目ではないでしょうか。
車両状況や、実際のトラブル内容にもよりますがエンジンの調子は普通なのにチェックランプが点灯した、または点灯していたのに気が付いたら消えていたなどの症状であればおそらく原因は大体同じの可能性が高いです
エンジンチェックランプが点灯したままだと現在では車検も通りません。
よって修理せざるを得ないということになります。
今回の159もそんなお話。
テスターにて診断をするとやはりいつものフォルトを拾っています。
試に消去してみてもエンジン再始動ですぐにチェックランプ点灯。
良くダメになるパーツをテスト用のパーツに交換してみてもチェックランプ点灯です。
これはもう間違いなくタイミングチェーンがダメですね。
ちなみにこの車両の走行キロは90000km台です。
しかしこれは距離に関係なく症状が出ますね。
では早速タイミングチェーンの交換に移ります
タイミングチェーンのカバー、タペットカバーを取り外しました。
タイミングチェーンがむき出しの状態です
ほら、タイミングチェーン伸びてますね。
これではさすがにダメでしょ
このままさらに修理せずに乗り続けるとタイミングの位置が完全にずれてしまいエンジンがかからなくなります。
まぁでもその前にエンジン始動時にかなり異音が出始めるので普通のオーナー様なら気がつくのですが。
タイミングチェーンの交換なんてしなくても良いのでは?
チェーンて伸びないのでは?ともう方もいるかもしれないですが、実際に伸びてエンジンがかからなくなっている車両を多く見てきています。
普段のオイル管理は非常に大切。
アルファロメオに限らず、BMWもVWもタイミングチェーンの伸びでダメになっていますからね。
タイミングチェーン交換完了です
チェーンが張ってすよね
この作業非常に面倒です
でも慣れって怖いですね。何台も何台も作業しているのでだんだん早くなってしまい。いまではタイミングチェーン交換もそれほど面倒だとは思わなくなってしまいました。
そしてエンジン始動
チェックランプ点灯しません
始動性もよくなりましたね。
くどいようですが日頃のオイル管理は非常に大切です
定期的なエンジンオイル交換をおススメします。