アルファロメオ156　エンジン不調

多治見市のT様のアルファロメオ156の入庫です
エンジン不調で出勤時に信号待ちで停車したらそのままエンストしてしまったということでレッカー搬送されてきました。

以前からエンジンチェックランプは点灯していたそうで、そのまま放置していたらこうなってしまったということでした。

入庫後エンジン始動すると普通にエンジンはかかりました
エンジンが冷えたせいか今は普通にアイドリングしていますが、エンジンチェックランプは点灯したままです。

まずはテスターにて診断を行うことにします。
拾っているフォルトは高圧燃料ポンプ不良。
JTSエンジンでよくあるトラブルですね。

ミスファイヤーとか、ラムダ系のエンジン不調ではないようですね。

フォルトを一度消去して試運転しますが、特に異常は出ません
普通に走行できます。
エンジンが暖まると症状が出るのか？
とりあえず現状をオーナー様に報告し、相談です。

オーナー様と相談した結果
中古パーツで交換してほしいということになりました

なぜなら新品の部品の金額が２４万もします。
しかも国内欠品でありません。
まぁあっても２４万も出せませんよね。

原因はこれです
ちょくちょくとあります
取りあえず中古パーツを手配しました。

こちらが高圧燃料ポンプ
右が取り外したもので、左は中古パーツです
交換後ついでにスロットルボディも洗浄しておきました

交換後も試運転を繰り返します
何度乗っても問題はなさそう
取りあえずオーナー様にお返ししてしばらく様子見で乗っていただくことにしました。