フィアット500 タイミングベルト交換
2020年9月6日岐阜市のA様のフィアット500の入庫です
車検整備とタイミングベルト、そしてルーフ&R.ゲートの塗装です。
なぜに塗装するの?
って感じで不思議に思う方もいるかもですが、実はこの車両アランチャのではないんですよ。
入庫してきたときは私もアランチャだと思っていたのですがよくよく見ると違う。
オレンジのラッピングが施されている車両で、元色は赤の普通の1.2Lの500なのです。
ルーフだけが赤色のままで変だなっと思いましたが、ここまできれいにラッピングしているクルマはなかなか見かけませんね。
でも何故ルーフだけラッピングしなかったのだろうか。
そのラッピングしていないルーフの塗装がヤレてきてボロボロになってきています。
R.ゲートはブラックに塗装されていると思いきや、こちらもラッピング。
R.ゲートは部分的にラッピングがヤレてきておりこちらもブラックに塗装し直しです。
そして何より一番驚いたのは、オーナー様自身がこのクルマがラッピングだということを知らなかったことだ。
購入して1年くらいだそうですが、販売店からは購入時説明はなかったとのこと。
絶句!!!(+o+)驚きを通り越して恐怖ですね。
説明がない?あり得ないですよね。
ではさっさとタイミングベルト交換はじめましょう
タイミングカバーを取り外してタイベルを確認
やはりヒビ割れ始まっていますね
走行は58000kmなので距離的にも危険な域にきています。
この角度からだとヒビ割れが酷いのがわかりますね
ちなみにオーナー様購入後まだ1万キロも乗っていません
5000kmくらいだそうです
なのにタイミングベルト未交換のまま納車されています
かなりいい加減な販売店さん?としか思えないのですが・・・
反面教師で勉強になります。
タイミングベルト&ウォーターポンプ交換完了です。
あとはカバー等を取り付けしてタイベル交換は終わりです。
冷却水等も補充し、オーナー様からの依頼があったギヤオイルの交換も行った後エンジン始動。
しばらくアイドリングさせて冷却水のエア抜きを行います。
アイドリングさせながらブレーキパッドの交換を済ませて、その他の車検整備も行って明日検査を受けたのちに塗装業務に移行します。
R.ゲートのラッピングが綺麗に剥がれることを祈りながら
検査を受けに行くとします