アルファロメオ ジュリエッタ ガラスレギュレーター交換
2021年3月31日三重県のI様のアルファロメオ ジュリエッタの入庫です。
運転席の窓ガラスが下げた状態から上がらなくなったということです。
輸入車では定番の窓ガラスのトラブルですが、ジュリエッタでは当社では今まで1台もトラブルがなかったのですが、ついにジュリエッタでも出ましたね。
パワーウィンドのスイッチを押してもモーター音はしますがガラスが上がってきません。
オーナー様にガラスを下げたとき変な異音しませんでしたか?と訊ねてはみましたが特に気なるような異音はなかったと思うということ。
そうですよね~
何気なく動かしているので記憶定かではないですよね。
取りあえずお預かりしてレギュレーターをバラしてみましょう
ジュリエッタのドアの内張は取り外すのが簡単です。
取り外すボルトやネジの数も少ないのでありがたいです。
内張を取り外してパワーウィンドを作動させてみますが、モーターはやはり動いていますが空回りしているような感じですね。
こりゃやはりレギュレーターがダメっぽいですね。
レギュレーターを取り外すのにはパネルを取り外さないとダメです。
そのパネルがボルトではなくリベットでとまっているのでリベットを破壊しないとパネルが脱着できない。
これは非常に面倒なんですね。
ブツブツ言いながら地味作業を進めてようやくパネル取り外しできました。
レギュレーターはやはり破損してます。
プラスチックが損傷してワイヤーが空回りしてますね。
こちらが新品
このパネルを取付をリベットにするか、ネジとめに変更するか迷いましたが、とりあえず今回はリベットにて固定します。
元穴の径がそこそこ大きいので普通のリベットサイズでは固定できません。
ハンドリベッターも多きものが必要です。
こういうところがイチイチ面倒ですね。
パネルを取付し、レギュレーターとガラスを固定
パワーウィンドのスイッチを作動させると無事にパワーウィンドウ作動します。
あとは内張を組み付けしていくだけです。
これからジュリエッタのレギュレーター交換も増えてくるんでしょうね~
面倒だなぁ~