アルファロメオ147 セレシステム修理
2022年1月20日名古屋市のF様のアルファロメオ147の入庫です
たまに走行中や信号待ちなどでギア抜けするということです
走行はまだ57000k台
まだまだ乗れる距離ですね
とりあえず入庫後試運転を繰り返してみます
でも大通りで止まったらたまったもんじゃないので
近場の裏道をチョロチョロと走ります
走行後15分くらいで症状出ました
交差点で一旦停止をしてたらNになりましたね
裏道なので路肩に寄せてボンネットを開けてチェック
色々チェックして原因をおおよそ特定できました。
お知り合いの方から譲り受けたので過去履歴はいまいちわからないそう。
まずはともかく基本的なセレのアクチュエーターのオーバーホールをします
見た感じ過去にセレを整備した形跡はなさそうですね
埃まみれ
ではアクチュエーターを取り外します
年数が経っているのでボルトが固着していてかなり固くなっている部分もある
細いボルトもあるので注意しないと折れたり、ナメたりさせたらとんでもなく面倒なことになる。
はい、何とか注意しながらアクチュエーター取り外しました。
いつものようにバラシて修理ます。
アキュムレーターも年数的にお疲れなので交換しておきます。
こちらは予想外にすんなりと緩みました。
アキュムレーター交換をしたら、アクチュエーターを元に戻し、その後今回にトラブルの原因セレのポンプを交換します
これがセレのポンプユニット
動いたり動かなかったりするので、、ご機嫌がいいときはちゃんとシフトチェンジするのだが、ポンプが作動しないと油圧が上がらないのでシフトチェンジできないのだ。
このポンプユニットが経年劣化や、熱による焼き付きなどでダメになる
今回も完全にダメになる前兆なので交換しちゃいます。
交換後テスターでキャリブレーションを行い、試運転を繰り返します
問題がないことを確認して整備完了です