フィアット500 定期点検&冷却水漏れ修理
2022年4月14日春日井市のN様のフィアット500の入庫です
定期点検とエンジンオイル等の交換依頼です
昨年中古にて当社でご購入いただいてもう1年経ちました。
気に入って乗っていただいているようで販売した者としても嬉しいかぎりです。
エンジンオイルの交換を兼ねて定期点検も行ってほしいという事でご来店いただきました。
では早速点検していきましょう
ブレーキ系統や灯火系は問題なしです
エンジンルームを開けて気になる点が1つありました
冷却水漏れです
ツインエアーはターボエンジン
タービンを冷やすために冷却水がタービン繋がっているのだが、この冷却水のホースからよく漏れがある
これはツインエアーの定番か所で必ずチェックしなくてはいけな部分
今回もやはり漏れがある。
こんな感じですよ
原因はホースの経年劣化と、ホースバンドの緩さ。
ホースはゴムなので年数が経てば張りもなくなり、ゴムの質感が弱くなります。
すると当然ながら緩みが出てきますね。
緩みが出れば隙間ができるので、その隙間から圧が逃げて冷却水が漏れる。
その漏れを本来はホースバンドが締めて漏れないようにするのですが、アルファロメオ・フィアット系のホースバンドは締めこみ式ではなく、鉸め式。
なので新車時のホースの質感に合わせたホースバンドなので、年数が経てば締め込みができないのでそのまま漏れにつながるのですね。
本来であればホースごと新品に交換という事なのだが、漏れているのは繋がっているほんの一部分。
ホース全部を交換するのはもったいない。
なので先の方を少しカットして、ホースバンドを締め込み式の普通のホースバンドの変更する
すると綺麗に漏れは止まるんです。
わざわざ交換しなくてもまだ大丈夫なんですね。
これでしばらくは何事もなく乗れるんです。
さて、あとはエンジンオイルを交換して点検は終了
また次回のエンジンオイル交換まで快適ドライブ楽しんでくださいね