フィアット500 パワーウィンドレギュレーター交換
2022年7月20日岐阜市のU様のフィアット500の入庫です
助手席側のパワーウィンドが動かしたらバキバキと音がしたので、これはヤバいと思い途中でパワーウィンドを降ろすのを止めたそうです
そこから上には上がらず、下には下がるという状態
オーナー様が判断し間違いなくパワーウィンドレギュレーターがダメになったと判断し、パーツをネットで購入してご来店いただいた感じです。
その判断間違ってないです。
正解ですね
志まで下げたら最後、上には1mmも上がりませんからね
窓全開のまま雨の中放置できないですから、途中で作動止めて大正解です。
助手席の窓は1/4程度開いたまま入庫してきました
ではガラスレギュレーターを交換していきましょう
雨の中日や、雨上がりはガラスレギュレーターのトラブルが多いです。
人って天気が良くなると窓開けて走りたくなるんですよね
でも開けた瞬間に異音がしたら最後です。ガラスは二度と上がってくれませんから。
ドアの内張を取り外してガラスレギュレーターを取り外します
これがダメになったガラスレギュレーター
どこがダメなんだ?って思いますよね
真ん中の白いプラスチックが割れています
ガラスを固定する部分なのでですが、ここが経年劣化でプラスチックが硬化して、不意に動かすと割れるんですね~
この車両はまだマシな方で、酷い車両は上下にある白い丸いプラスチックも割れたり、ワイヤーが巻きついたりと輸入車のパワーウィンドのトラブルは昔から変わりません
進歩がないんですね。
新品のとの対比
持ち込まれたパーツは中国製のモノですね
少々形状が違います
見るからに安そうな作りです
純正に比べれば破格に安いので割り切りでコスト重視の方にはおススメです
ガラスレギュレーターを交換後はちゃんとパワーウィンド作動します
変なガタつきもないので安いパーツですがアリではないでしょうか
みなさんもガラス作動時に変な音がしたら、無理に動作を続けずにすぐに整備工場に向かいましょう。