アルファロメオ159 タイミングチェーン交換&クラッチ交換
2023年3月10日大阪市のK様のアルファロメオ159の入庫です
タイミングチェーン交換&クラッチ交換のご依頼をいただきました
エンジンのチェックランプが点灯したままで、Dで何度消してもすぐに再点灯
結果タイミングチェーンを交換しないとダメという診断をされたそうです
そして見積金額がヤバかった
かなりの高額見積
そりゃそうですよ。
タイミングチェーンを交換するんですから、それなりに技術力がいる仕事なので工賃は高くなりますよね。
そして距離も距離なのでついでに一緒にクラッチ交換もした方が良いと言われたそうです
エンジンを降ろして作業するのでついでにやりましょうと言われたそうです。
ええ?(;゚Д゚)
タイミングチェーンを交換するのにエンジンわざわざ降ろすんですか?
いやいや降ろさなくても作業できますよ。とオーナー様にお伝えすると
距離的にもクラッチ交換もして欲しいので一緒に作業してほしいという
最終的な見積をお出しして結果、当社の方がかなりお安いようで陸送で運ばれてきました。
ではこの繁忙期なので集中力あげて作業しちゃいましょう
というわけでエンジン降ろしてミッションと切り離しました
まずはタイミングチェーン交換をしていきます
エンジン降ろしてしまえばそんな難しい作業ではない
取りはずしたタイミングチェーンと新しいタイミングチェーンの対比
この僅かな伸びがエンジンのチェックランプを点灯させています
何台も作業してきましたが、本当に伸びはどの車両もこれくらいです
でもこの2mm~5mmがタイミングベルトでいう1コマのズレというズレに値するので当然だろう。
タイミングチェーンを取付したら、あとは新しいクラッチを取り付けして
また車両に取付します。
油脂類を補充してテスターにてキャリブレーション
そしてエンジン始動
エンジンチェックランプは点灯しませんね。
ギヤもちゃんと入ります
しばらくアイドリングで様子を見て問題がなさそうなので、これでしばらく試運転を繰り返します。
冷えている状態や、高速走行、加速・減速など繰り返してエンジンチェックランプが点灯するかどうかを確認
以前はチェックランプ消去後、エンジン再始動ですぐにチェックランプ点灯していましたが、それも再発しない感じです。
あと数日繰り返し様子見で試運転をしてOKなら無事にお返しできるでしょう