アルファ159 パワステポンプ&ホース交換
2018年9月25日松阪市のO様のアルファロメオ159の入庫 ステアリングを切ると異音がするということでご来店いただきました。 特に冷間時に酷いということでしたが、おそらくは159定番のパワステポンプでしょうね。 さっそく車両をリフトに入れあげて見ると、やはりパワステホースの下側にオイルの滴が。。。。
どこかでいつものようにピンホールの穴が空いて圧が掛かるとそこからオイルは噴射しているのでしょう。 いつもはエンジンの上側のわかりやすい場所に穴が空くのですが、今回はそこは問題なく、それよりも下側のステアリングギヤボックスに近い場所で穴が空いているようです。 元々弱いパワステポンプ、パワステオイル漏れでオイル量が少なくなるとポンプが空で駆動しますから異音を出します。 そうなると通常の車種だとオイルを足してあげたりすれば問題ないのですが、なぜかこの159やブレラは、いずれパワステオイルが入っていてもパワステポンプから異音を出すようになってしまうんですね。
ということでパワステホースとパワステポンプはいつも同時交換しています。 パワステポンプ交換ですが意外に面倒な作業で、取り外すパーツが多い。 しかし経験がものをいう仕事、何度も交換しているのでちょっとした工夫で作業の進み具合が違います。
上がダメなパワステポンプ 下が交換後の新しいパワステポンプ 一見違いがよく分かりません。 だって違いが無いから((+_+)) パッと見わかりません。 綺麗なだけですね。 よくダメになるからと言って対策品になっているわけではないそうです。 なので159乗りの方はステアリングはいっぱいまで切らないほうが優しいとおもいます。 ちなみに使用するパワステオイルは純正のペトロナスです