アルファロメオ ブレラ エンジン不調
2018年9月28日名古屋市のM様のアルファロメオ ブレラの入庫 信号待ち等でアイドリング不調になり、加速が鈍いという。 また冷間時たまにエンジンストールするときがあるということでした。 入庫した時に症状はでており、アイドリングが一定していない。 オーナー様曰くPレンジに入っているときは問題ないが、Dレンジに入れると症状が出るとのこと。 確かに今現在Dレンジでブレーキを踏んで止まっている状況だ。 ともかくお預かりして状況を確認することにした。
ボンネットを開けてすぐに気になったのはミョーな吸気音がする。 大きな音でヒューっとエアを吸っている音だ。 よくニュービートルなどでブレーキのバキュームホースのプラスチックが劣化し、クラックが入りそこからエアを吸って遠因不調になったり、制動力不足になる車両がある。 その音と同じ音がする。 しかもエンジンの奥の方から。 音のする方をよくよくみると、あら穴がいている。 プラスチックパーツが熱と経年劣化でヤレてしまいボロボロに、そこに穴が空いてエアをガンガン吸っている。 試しに指で穴をふさいでやると、エンジンは回転数が下がり安定する。 間違いなくこれが原因だ。 これは間違いなくブレーキのバキュームホース オーナー様と相談し、そこまで圧が掛かる部分でないことと、出来る限りコストを抑えたいとのことなのでプラスチックパテで穴をふさぎ、その上からプラスチックボンドでコーティング。 他の部分も覆い穴が開かないようにした
部品を換えればアッセンブリ―なのでホースごとの交換になるはずだが、これであればほとんどコストはかからない。 施工後エンジンは正常になり、アイドリングも安定 安く済んだのでエンインオイル交換とフィルターの交換を依頼された。 これでしばらくはまた調子よく走れることだろう