アルファロメオ159 エンジン不動
2018年11月27日名古屋市のS様のアルファロメオ159の入庫 エンジン不動ということでレッカー搬送されてきました。
スタートボタンを押してもセルが回りません。
バッテリーではなさそう。
これもどうやらスターターが怪しい。
159は上からスターターが見える位置にあるので、此度もハンマーで叩いてみましょう。
ドン!と一発衝撃を与えてみる。 しかしセル回りません。
完全にイカレてますね。
手押しでリフトまで入れることになりそうですね
インテークサージタンクを取り外してスターターが丸見えになるようにします。
ほら丸見え。
スターターを取り外してテストしてみると、やはりスターター回りませんね。
走行も11万キロなのでよく頑張ったほうでしょうか。
新品を取り寄せし早速交換
作業しやすい場所にスターターがあるのでありがたいですね。
新品に交換し、プッシュスタートボタンを押して見ます
見事1ッ発でエンジン始動、問題なくかかります。
オーナー様から水漏れも治してほしいと依頼を受けましたので、次は水漏れチェック。
漏れてる場所はここ
サーモスタットにつながるラジエーターホースから漏れている。
おそらくホースバンドが緩いか、ホースの劣化だろう。
新車時からついているホースバンドがあまりいいものではないのでホースバンドを交換する。
ついでに距離的にもサーモスタットも交換
ダメそうなホースバンドもすべて交換し圧力に耐えうるようにした。
交換後しばらくアイドリング、水漏れもなく問題なさそう
試運転し様子見。
水漏れもなくOKそうです。
ホースバンドも消耗品ですからね。できれば交換をおススメします。