アルファロメオ159 定期点検&タイロッド交換
2020年7月17日岐阜市のN様のアルファロメオ159の入庫です
12ヵ月定期点検とエンジンオイルやその他諸々の修理です。
以前1度一般整備でご来店いただいたオーナー様です
点検等は初めてになりますね。
Dにてエンジンチェックランプが点灯していることを伝えたら「これは直りません」と言われたという。
一概には信じがたいがホントだろうか?
新車で購入されそのずっとDにて車検・点検等を行ってきたオーナー様なのですが。色々あったのでしょうか。
今後お世話になりたいということでお話をお聞きしました。
オーナー様からのリクエストは、エンジンオイル・オイルフィルターの交換、エンジンチェックランプのチェック、そしてステアリングが傾いてきているということでした。
まずは普通に定期点検項目からチェックしていきます。
そしてエンジンオイルとフィルターを交換。
タイヤを外す際にに気になったのが、フロントのタイヤにガタつきがかなりあること。
オーナー様が言っていたステアリングが傾いている原因はここでしょう。
調べてみると出ました159の定番、タイロッドのガタです。
ガクンガクンとステアリングに遊びがあります
ステアリングブーツを取り外すとホラ!錆錆ですよ。
そしてタイロッドがクタクタですね。
これではダメです。
タイロッド交換後はシャキッとします。
タイロッドが下側にクタッと落ちません
こうでないといけません。
お次はエンジンチェックランプ
拾っているフォルトはこれもまたいつもの定番のヤツです。
タイミングチェーンの伸びが原因ということもあるのでオーナー様と相談し、今回はダメにっているパーツを単体で交換し。しばらく様子を見ることにします。
作業中気になったのはこちらも定番のパワステホースの損傷。
パワステオイルが漏れてきています
まだ初期段階ですが、いずれパワステポンプからガラガラと異音を出し始めることでしょう。
今回はオイルのみの補充で次回の整備にすることになりました。
エンジンチェックランプの方は、パーツ交換後しばらく試運転しましたが再点灯することはありませんでした。
このまま点灯しなければよいのですがね。
最後にワイパーブレードを交換して作業は完了です