アルファロメオ 159 エンジン不調
2020年7月25日名古屋市のF様のアルファロメオ159の入庫です
エンジンチェックランプ点灯で、若干エンジンがハンチングしている感じです。
おそらくはエンジンチェックランプはいつもの症状でしょうね。
最悪はタイミングチェーンの伸びで点火時期が合っていないかですね。
まずはテスターにて診断します。
結果は予想通りのいつものフォルトを拾っています
まったくもって159やブレラはいつもこうですね。
オーナー様と相談して対策を考えます。
走行は79000kmくらいなのでおそらくはまだチェーンは大丈夫ではないだろうかという希望的観測。
いつもバルブは怪しいですがこのバルブもそこそこ金額がするものなので本当にどうしますか?って言う感じです。
エンジンオイルの交換は必須で、あとはRECSを行って様子を見るか、バルブを交換するか?いっそタイミングチェーンを交換してしまうかです。
ちなみにインテークマニホールドを外してバルブ周りを覗いてみると・・・・
コッペリとスラッジが溜まっています。
いや~さすがJTSエンジン
汚いですね~
見えますか?
バルブの周りにカパカパに固まったスラッジ
オーナー様と相談した結果、今回はエンジンオイル交換とRECSで様子を見るという選択肢になりました。
それでだめなら腹をくくってタイミングチェーンを交換するか、クルマを乗り換えるかということでした。
まぁそういうことになりますよね。普通は。
159も値段が安くなったので整備に金額をかけるオーナー様が減ってきています。
でもブレラとスパイダーはまだまだ頑張っているオーナー様が多いのですが。
RECSを行った後にエンジンオイルとフィルターを交換
テスターにてフォルトを消去して作業は完了です
これで無事に乗れればいいのですが
たぶんダメでしょうね~
タイミングチェーンの交換をおススメしてお車をお返ししました。