フィアット500 車検&エアバックCPU修理 その他諸々
2021年11月17日江南市のM様のフィアット500の入庫です
前回も当社で車検を受けていただいていますね
今回は車検に当たり難関が一つ
エアバックの警告灯が点灯したままになっていること
当然ながらこのままでは車検は受かりません
前回の整備の時にすでに点灯したままになっており、その時に車検の時にはこれは直さないとダメですねとお話をしていました。
普通だとカプラーの接触不良や、バッテリー上がりの際に点灯しただけというのがほとんどなのですが、この車両に関してはそういう事ではない。
テスター等で診断しても異常コードは拾わないので、単純にエアバックのCPUがダメなのかもしれないですよとオーナー様には話してあるので、今回の車検はそこそこ大変だという認識をオーナー様も持ってくれているのが助かります。
ではまずはエアバック以外からはじめます。
オーナー様からのご依頼事項はデュアロジックオイル交換、エアエレメント交換、ミッションオイル交換などです。
前回の車検時にもデュアロジックオイル交換を行っているのですが、それから20000km以上走行しているので、もうすっかりオイルは汚れきっていますね。
それだけ酷使されているオイルなんですね
そして予定外のドライブシャフトブーツの交換
パックリと割れてしまっていますね
年数が年数なのと走行キロが増えてきているので、こういったゴム系のパーツは要注意ですね。
それら車検項目が終了したので、いよいよエアバックのチェック
まずは再度テスターで診断
やはり何も異常コードは拾っていない。
テスト用のエアバックCPUに交換してみると。
警告灯消えましたね
やはりエアバックCPUの内部破損でしょうね。
これを新品に交換するととてつもない金額になるので、今回はこう言ったCPUを修理してくれる専門の技術屋にお願いして修理をしてもらった
修理から戻ってきたので早速取付
見事警告灯消灯です
ちゃんとCAN-BUSで認識しているし問題なさそうですね
少し時間がかかりましたが、無事に車検終了です