アルファロメオ１５９　車検整備＆セレオイル、クラッチオイル交換

岐阜市のS様のアルファロメオ１５９の入庫です
車検整備ですね

普段からオイル交換等で入庫していただいているので車両の情況は良く把握しています
今回の車検では油脂類の交換がメインになります

まずは車検の基本項目をチェックしていきます
１５９では冷却系や油脂類のホース類は要チェックです。

ホースからの漏れや、穴あきなどによるオイル漏れが多いですからね
それからタイロッドのガタ
これも９３９系の定番です

それらのチェックが終われば
油脂類の交換作業に移ります
まずはクラッチオイルから

クラッチオイルのタンクの蓋を開けてみるとやっぱり真っ黒です
よくもここまで汚れるものです。
普通は薄い黄色のオイルなのですが、それがここまで汚れるのはすごい

別に乗り方が悪いとか、管理が悪いとかではないんです。
だいたいどの９３９系のアルファロメオもこうなっています。
なので車検や点検時に当社では交換を推奨しています

交換後はこれだけ綺麗になります
タンクの底には取り切れない汚れが付着してますが、オイルは循環させて抜き替えているので綺麗です。

そしてセレオイルも交換
セレのオイルも定期的に交換しないとダメです
だってセレシステムの仕事量はハンパないからね

常にシフトアップ、シフトダウンをして動き続けています
しかもポンプやセンサー、バルブなどエンジン並みに作動しているパーツがあるんです

セレオイルを綺麗にしておくことで余分なトラブルの軽減になります。

油脂類の交換が完了したらあとはテスターでキャリブレーションを行います
これはアルファロメオ・フィアットの定番作業
これもしっかり行わないとトラブルの元になります。

これらが完了すれば車検完了
あとは検査を受けるだけです。