アルファロメオ ジュリエッタ 車検整備&配線修理
2022年2月12日桑名市のI様のアルファロメオ ジュリエッタの入庫です。
車検整備ですね。
タイミングベルト等はもう交換してあるし、ブレーキ関係も以前に整備しているので今回の車検は何事もなく終わるかな?っと思っていましたが甘かった。
オーナー様からお預かりの際に何かおかしいとこはありますか?っとお訊ねすると
リアハッチが開かないという事と、メーターパネル内にドアの警告灯が点灯したままだという
あぁあぁ~~~それはいわゆる例の配線ブチ切れてますね。
それは簡単には終わりそうもないなぁ~
まずは車検の基本項目のチェックをします
オーナー様から油脂類はすべて交換してほしいとのことなので、エンジンオイル、オイルフィルター、セレオイル、ブレーキオイルはすべて交換します。
灯火類も問題なし
ジュリエッタのお決まりトラブルの電動ファンのガタも今は大丈夫そうですね。
では例のリアハッチの配線修理に移りましょうか。
配線をチェックすると
いや~これはかなり切れまくってますね。
これだけ切れていると他にもトラブルあるでしょうね
おそらくはナンバー灯も点灯していないし、熱線も作動してないはず。
ジュリエッタの最悪なところは配線の色が黒1色で統一されているところ。
これだとどの線が何なのか全く分からない
繋げようとしても、どれにつなげればいいのかがわからないのだ。
なので太さが違うものは配線の太さでわかるのでそれを先に修復
残った同じ太さの配線7本
これはもうどうやってもわからないので
導通を1本づつチェックして接続するしかないのです。
とてつもなく地道な作業
各部を作動させ電圧を確認し、この線は熱線、この線はライセンスランプなどと印をつける。
そして切れた先は各作動部に繫がったいるのでそこまでの抵抗値で導通があるところに配線を繋げなおしていくんです。
無事にすべて繋げなおした
そして各部が正常に作動するかチェック
無事にすべてちゃんと作動してくれた(*’▽’)
よかった~
これで無事に整備終了。
あとは検査を受けるだけです。