アルファロメオ159 ミッション不良 クラッチ交換
2023年9月13日名古屋市のF様のアルファロメオ159の入庫
走行中にギヤ抜け、シフトチェンジがもたつくことがあるということで入庫してきました。
走行は72000km台まだクラッチ交換はしたことがないということなのでボチボチ怪しいかもですね。
とりあえずテスター診断をおってみると定番のセンサー類は大丈夫そうですね
フォルトコードはクラッチ摩耗系のコードは拾っています
さぁ、オーナー様の許可もいただいているのでミッション降ろしちゃいます
距離も距離なのでクラッチ交換は時間の問題なので。
まだまだ乗られるのであればこのタイミングでクラッチ交換をしちゃったほうが安心できます
ミッション降ろしました
いや~159も何台もミッション降ろしているので作業効率めっちゃいいです
自画自賛(;^ω^) さすがだなぁ~っと思っちゃたりして
クラッチカバーは錆錆ですね
見た感じは特に違和感はないです
クラッチディスクはこんな感じ
当社まで自走でこれるくらいなのでまだ完全に擦り減ってはいませんが、もういつすべり出してもかしくない状態ですね
距離相応の減り方です
新しいクラッチディスク、クラッチカバーを取り付け。
う~~んキレイですね
やっぱり新品は気持ちいいですね
ミッションケースもきれいに清掃して、クラッチベアリング、ジョイントホースやその他プラスチックパーツも新品に交換しておきます
パーツの金額としては大したことのないパーツですが、このタイミングで交換しておかないと、ミッションを組み付けたあとで不具合があっても、またミッションを降ろしたりするのは面倒なので細かなパーツも交換しておきます
ミッションを組み付ける前にセレオイルも交換です。
セレオイル交換後はミッションを組み付けし、ギヤオイル補充
クラッチオイルのエア抜き等をおこないます
その後テスターにてキャリブレーションを行い試運転。
シフトチェンジのフィーリングや変速時のショック、異音や違和感がないことを確認
問題がないことを確認して作業完了です