アルファロメオ159 ミッション不良 不動
2020年4月21日滋賀県のH様のアルファロメオ159の入庫
シフトがどこにも入らず不動ということで入庫してきました。
走行は60000kmちょっと超えたくらいです。
微妙な距離ですがセレシステム自体は動こうとしているのでおそらくはクラッチが怪しいのではないかな?っと思いながらとりあえずテスターで現状の状態を把握します。
テスターで拾ってくるのはクラッチ異常と、セレクトセンサー異常。
クラッチ異常を拾っているということは、まぁクラッチはダメになってきているでしょう。
問題はセンサー。
クラッチがダメだからセンサーがキャパを超えて異常を検知しているのか、そもそもセンサーがダメなのか。
まぁとにかくミッションを降ろします。
ミッション降ろしました。
思ったほど汚れはひどくないです。
クラッチディスクとカバーもまぁ普通な感じ
取り外してみると・・・・
まぁまぁこんなもんか
普通だと60000kmくらいでクラッチはダメにならないでしょ?って思うのだが、この159や、ブレラはクラッチ減るんですよ
特に渋滞の多い地域で乗っていた車両や、坂道の多い地域などの車両は要注意
新しいクラッチディスクとカバーを取り付け
もちろんベアリングも交換
あとはついでにセンサーも1個だけ交換しておきます。
すべて組み付けし、最後にテスターにてキャリブレーション
これが一番大事
やっておかないとギヤの繋がりがギクシャクしてしまします。
その後試運転
普通に変速しスムーズに加速してくれます。
最後にもう一度キャリブレーションをしてクラッチを調整します。
これで安心して乗れるのではないでしょうか。