アバルト500C タイミングベルト交換&ウォーターポンプ交換

アバルト500C タイミングベルト交換&ウォーターポンプ交換

2022年2月15日 0 投稿者: 迦楼羅

名古屋市のT様のアバルト500Cの入庫です
タイミングベルト交換&ウォーターポンプ交換のご依頼ですね
あとはエンジンオイル・オイルフィルターも追加でご依頼いただきました。

走行は102000km台
2回目の交換時期ということとらしいです。

では早速作業を進めていきますね

アバルトも10年経過している車両も出てきているので中古車でかなり出回り街中でも見かける頻度が増えてきましたね

それでもまだ車両価格は良い値段なので欲しい方も多いのでは。
そんな方には過走行車がおススメ
どうせ整備しなくては乗れない車両なので、過走行車を低価格で購入して整備をしてしまえば不安要素が無くなる

高額な車両を買ってトラブルよりも堅実かもです

エンジンマウント・タイミングベルトカバーを取り外しました
タイミングベルトはこれもまたヤバい状態

ほら凄いでしょ
こんなにビシビシにヒビが・・・怖い怖い

前に交換したところはDではなさそうですね
合マークが記されています。

SSTをセットしていきます
見てもらって分かるようにSSTをセットすると,前回交換した工場さんの合いマークの位置が全然違うところにきていますね

これは位置合わせしているだけなので、圧縮上死点には合わせていないんです。
別にそれで構わないんですけどね。
ちゃんとタイミングベルト交換をして正常にエンジンが駆動すれば。

でも万が一のことも無くはない
なので圧縮上死点で位置を合わせて作業する方が無難なのです

そしてウォーターポンプは冷却水漏れあり
かなり漏れてますね
ウォーターポンプのベアリングからでしょうか、長い事漏れていた感じですね
このまま放っていたらベアリング破損でタイミングベルトが切れたり、コマ飛びしていたでしょうね。

ウォーターポンプも取り外しました。
あとは新しいウォーターポンプを取付して、新しいタイミングベルトを取り付けていきます。

交換完了。新しいタイミングベルト・ウォーターポンプを取り付けました

ここまで来たらもうあとは簡単
SST等を取り外し、タイミングベルトカバーやエンジンマウントを元に戻します
そしていつものように最後に冷却水を補充
エア抜きを行い、エンジン始動
しばらく放置して再度冷却水のエア抜きを行います

エンジンが暖まったところでエンジンオイルとオイルフィルターを交換して、その後試運転をします。
異常がない事を確認
戻ってテスターで最終チェックをして作業は完了です