フィアット　パンダ　エンジン振動ブレ　クラッチ交換

名古屋市のＫ様のフィアット　パンダの入庫です
走行中エンジンの振動が激しく　エンジンチェックランプが点灯したり、ミッション異常警告灯も点灯するという事でご相談を受けました

走行は77000ｋｍ台でまだまだ乗れる距離ですね

お預かりしてチェックしてみると確かにエンジンの振動がひどい
ゴトゴト揺れがして　クラッチの繋がりもジャダがあるような感じでスムーズではない

一応まだちゃんとギヤは入ってくれるが、やはりたまにギヤ抜けはするようで、テスターでキャリブレーションを行っても症状は変わらない

まぁ定番のフライホイールがダメでしょうね

とにかくミッションを降ろしてフライホイールの交換とクラッチ交換をおこなっていきましょう。

パンダは以前の記事でも書きましたがフライホイールがダブルなんですね
これが大きなリスクになっていて、ほとんどのパンダのフライホイールがベアリングがダメージを受け交換を余儀なくされる

しかもフライホールの金額が高額でオーナー様たちはいつもドン引きします

今回もダブルからシングルにフライホイールを変更
シングルのほうが壊れないし金額も安い

この安いってのは結構大事
通常のフライホイールをつければパーツ代だけも出１０万円超えのパーツ代です
これがシングルだと７万以内に収まる金額（今現在での価格）

クラッチディスクもフライホイールが偏心で動くのでダメージを受けて距離の割に摩耗がひどい。

これだけクラッチディスクを減っていればそりゃジャダも出ますよね

クラッチベアリングや、クラッチフォークも交換してあとはミッションを組み付けしていきます

ミッションを組み付け後テスターにてキャリブレーションをして試運転です

交換前に比べるとめっちゃ静かで、変速もスムーズ
スイスイ走行してくれます

戻ってもう一度テスター診断をして、キャリブレーションを行います
あと2～3日試運転を繰り返して問題がなければ作業終了です